冷蔵庫の掃除方法は?臭い対策や効率的なやり方と場所別の手順を解説!

冷蔵庫は毎日食品を出し入れするため、調味料の液だれや肉・魚のドリップ、野菜くずなどさまざまな汚れが少しずつ蓄積します。

一見きれいに見えていても、棚の奥やドアポケット、野菜室、ドアパッキン、製氷機などには汚れが残っていることがあります。

冷蔵庫を効率よく掃除するには、食材を整理してから取り外せるパーツと庫内を順番に掃除することがポイントです。

また、すべてを毎回大掃除する必要はなく、汚れた場所をすぐ拭く日常のお手入れと、定期的な全体掃除を組み合わせると清潔な状態を保ちやすくなります。

この記事では、冷蔵庫の掃除に必要な道具や基本的な順番から、冷蔵室・野菜室・冷凍室・製氷機・パッキンなど場所別の掃除方法、臭いやカビへの対処法まで詳しく解説します。

冷蔵庫にはどんな汚れがたまりやすい?

冷蔵庫には食品を保管しているため、一般的な家具とは異なる種類の汚れが付着します。

冷蔵庫を掃除するときに特に確認したい代表的な汚れは、次のとおりです。

  • 調味料や飲み物の液だれ
  • 肉や魚から出たドリップ
  • 野菜くずや土
  • 食品のこぼれ・食べかす
  • ドアパッキンの黒ずみや汚れ
  • 庫内に残った食品の臭い

汚れは時間が経つほど冷えて固まりやすくなるため、気づいた段階ですぐ拭き取ることが掃除をラクにするポイントです。

調味料や飲み物の液だれ

冷蔵庫の棚やドアポケットには、しょうゆやソース、飲み物などがこぼれて汚れることがあります。

こぼした直後なら簡単に拭き取れますが、時間が経つと乾燥してベタついた汚れになる場合があります。

液体をこぼしたら冷えて固まる前に拭き取ることが、頑固な汚れを防ぐ基本です。

瓶や調味料容器の底も定期的に確認し、液だれしている場合は容器側も拭いておきましょう。

肉や魚から出たドリップ

肉や魚を保存していると、パックから汁が漏れて棚やケースを汚すことがあります。

ドリップを放置すると見た目の汚れだけでなく、不快な臭いの原因になる可能性があります。

肉・魚の汁が漏れた場合は、周囲へ広がる前にすぐ掃除することが大切です。

保存するときはトレーや容器へ入れるなど、万が一漏れても庫内へ広がりにくい工夫をすると安心です。

掃除後は食品に触れる場所へ洗剤成分を残さないよう注意しましょう。

肉や魚の汁、割れた卵、こぼれた牛乳などは「次の掃除の日まで待つ」のではなく、その場で拭き取るのがおすすめです。

野菜くずや土

野菜室には、葉物野菜の切れ端や根菜類に付着した土などが落ちることがあります。

ケースの底に細かな野菜くずがたまり、気づかないまま長期間放置されるケースも少なくありません。

野菜室の底にたまった土や野菜くずは、定期的に取り除くようにしましょう。

収納ケースやトレーが取り外せる機種であれば、取扱説明書に従って水洗いできる場合があります。

食品のこぼれ・食べかす

作り置きのおかずや開封済み食品を出し入れすると、小さな食べかすが棚へ落ちることがあります。

特に保存容器のフタがしっかり閉まっていない場合は、食品がこぼれやすくなります。

棚の隅やケースの奥は食べかすを見落としやすい場所なので、掃除時に確認しましょう。

保存容器の外側まで清潔にしてから冷蔵庫へ戻すと、庫内を汚しにくくなります。

ドアパッキンの汚れ

冷蔵庫のドアパッキンには、食品を触った手でドアを開閉した際の汚れやホコリなどが付着します。

溝部分は細く、普段の庫内掃除では見落としやすい場所です。

パッキンが汚れると劣化や冷気漏れにつながることもあるため、定期的に状態を確認しましょう。

柔らかい布などを使用し、溝まで優しく汚れを取り除いてください。

傷や変形がある場合は掃除だけでは改善しないことがあります。

食品の臭い

冷蔵庫にはさまざまな食品を保管するため、臭いが庫内へ残ることがあります。

臭いの強い食品だけでなく、こぼれた汁や古い食品が原因になっている場合もあります。

冷蔵庫が臭う場合は、消臭する前に臭いの原因となっている食品や汚れを探すことが重要です。

賞味期限切れや傷んだ食品も確認し、庫内全体を整理してから掃除しましょう。

冷蔵庫を掃除する前に準備するもの

冷蔵庫の掃除は食材を出したり棚を取り外したりするため、必要な物を事前に準備しておくと作業がスムーズです。

冷蔵庫掃除を始める前に用意しておきたいものは、次のとおりです。

  • 柔らかい布・クロス
  • 柔らかいスポンジ
  • 中性台所用洗剤
  • ゴム手袋
  • 保冷バッグやクーラーボックス
  • 古い食品を捨てるゴミ袋
  • 必要に応じて掃除機

洗剤や掃除用品は何でも使えるわけではないため、必ず冷蔵庫の取扱説明書も確認してください。

柔らかい布・クロス

冷蔵庫の庫内は、基本的に水で濡らして固く絞った柔らかい布を使用して掃除します。

棚や壁面へ付着した軽い汚れであれば、水拭きだけでも落とせる場合があります。

布から水が垂れるほど濡らさず、しっかり絞ってから拭くことが重要です。

すき間へ大量の水分が入ると電気部品などへ影響する可能性があるため注意しましょう。

中性台所用洗剤

水拭きだけで落ちないベタつきやこびり付いた汚れには、中性台所用洗剤を使用できる場合があります。

洗剤は製品の案内に従って薄め、柔らかい布やスポンジへ付けて使用します。

洗剤を使用した場所は、最後に水拭きして洗剤成分を残さないようにしましょう。

中性以外の洗剤を使用できない機種もあるため、使用前に取扱説明書を確認してください。

庫内へ洗剤を直接大量に吹き付けることは避けましょう。

保冷バッグやクーラーボックス

冷蔵庫全体を掃除するときは、庫内の食品を一時的に外へ出す必要があります。

肉・魚・乳製品・冷凍食品など温度管理が必要な食品は、保冷バッグやクーラーボックスへ移しましょう。

掃除中も食品を長時間常温に置かないようにすることが大切です。

保冷剤を用意しておくと、掃除に時間がかかった場合も温度上昇を抑えやすくなります。

準備するもの 主な用途
柔らかい布 庫内・外側の水拭き
柔らかいスポンジ 取り外したパーツの洗浄
中性台所用洗剤 頑固な汚れ
保冷バッグ 食材の一時保管
掃除機 冷蔵庫周辺のホコリ除去

ゴム手袋とゴミ袋

冷蔵庫を整理すると、期限切れの食品や古くなった調味料などが見つかることがあります。

掃除と同時に食品整理も行えるよう、ゴミ袋を準備しておくと便利です。

庫内を拭くだけでなく、不要な食品を減らすことも冷蔵庫掃除の重要な工程です。

汚れたケースや食品を扱う場合は、必要に応じてゴム手袋を使用しましょう。

冷蔵庫を効率よく掃除する基本的な手順

冷蔵庫全体を掃除するときは、いきなり棚を拭き始めるより食材整理から順番に進めると効率的です。

冷蔵庫を大掃除するときの基本的な流れは、次のとおりです。

  • 冷蔵庫の中身を整理する
  • 必要に応じて電源を切る
  • 取り外せる棚・ケースを外す
  • 棚やケースを洗う
  • 庫内を上から下へ拭く
  • パッキンやドア周辺を掃除する
  • 水気を取り除いて部品と食材を戻す

食品を戻す前に庫内とパーツが十分乾いているか確認すると、余分な水分を庫内へ持ち込まずに済みます。

冷蔵庫の中身をすべて確認する

掃除を始める前に、庫内の食品を一つずつ確認しながら外へ出しましょう。

賞味期限や消費期限だけでなく、開封してから長期間経っている食品も確認します。

掃除のタイミングで「残す食品」と「処分する食品」を整理すると、庫内をすっきりさせられます。

必要な食品は保冷バッグなどへ移し、掃除中の温度上昇を抑えましょう。

冷蔵庫掃除は食材が少ないタイミングに行うと効率的です。買い物へ行く直前などを掃除日にすると、食品を移動させる手間を減らせます。

必要に応じて電源を切る

冷蔵庫の本格的な掃除では、作業内容や機種によって電源プラグを抜くことがあります。

一方、短時間の部分掃除では電源を切らずに行える場合もあるため、機種の取扱説明書を確認してください。

電源周辺や冷蔵庫の背面などを掃除するときは、安全を優先してメーカーの手順に従うことが大切です。

電源プラグを抜く場合は、濡れた手で触らないようにしてください。

取り外せる棚やケースを外す

冷蔵庫内のトレイやドア棚、野菜室ケースなどは、機種によって取り外せるものがあります。

取り外すと隠れていた汚れまで確認しやすくなり、パーツ自体も洗いやすくなります。

部品は無理に引っ張らず、取扱説明書で取り外し方を確認するようにしましょう。

取り外す前に写真を撮っておくと、元の位置へ戻すときにも役立ちます。

水洗いできない部品もあるため、事前確認が必要です。

棚やケースを洗って乾かす

取り外した棚やケースは、水洗いできる部品であれば柔らかいスポンジなどで洗います。

汚れがひどい場合は、使用可能な中性台所用洗剤を使って落としましょう。

洗ったパーツは水気を十分に拭き取ってから冷蔵庫へ戻すことが重要です。

急激な温度変化で部品へ負担をかけないよう、熱湯などの使用は避けてください。

庫内を上から下へ拭く

棚を外したあとは、冷蔵庫内部の壁や天井部分を柔らかい布で拭きます。

上部から下部へ順番に掃除すると、落ちた汚れを最後にまとめて取り除けます。

角や棚のレール部分など、普段食材で隠れている場所も確認しましょう。

仕上げに乾いた布で水分を取り除いておくと、食材を戻しやすくなります。

冷蔵室・チルド室の掃除方法

冷蔵室は調味料・飲み物・作り置き食品などを頻繁に出し入れするため、冷蔵庫の中でも汚れやすい場所です。

冷蔵室を掃除するときに重点的に確認したい場所は、次のとおりです。

  • 棚・トレイ
  • チルドケース
  • 棚を支えるレールや溝
  • 庫内の壁面
  • 奥の隅
  • 食品容器の底

庫内だけを掃除しても汚れた調味料容器を戻すと再び汚れるため、食品や容器側も確認しましょう。

棚・トレイを掃除する

冷蔵室の棚には、食品容器の底やこぼれた調味料などによる汚れが付着します。

取り外せる棚であれば、取扱説明書に従って取り外して掃除します。

棚の奥や裏面まで確認すると、普段見えない液だれや食べかすを見つけやすくなります。

水洗いできる場合は十分に乾かしてから元の位置へ戻してください。

チルドケースを掃除する

チルド室には肉や魚、加工食品などを保存することが多く、食品の汁などで汚れる場合があります。

ケースを取り外せる機種であれば、中身を空にしてから清掃します。

肉や魚のドリップが付着していないか特に確認しましょう。

ケースだけでなく、その下や奥側にも液体が入り込んでいないか確認してください。

清掃後はしっかり乾かしてから食品を戻します。

庫内の壁・奥を拭く

冷蔵室の壁面には目立った汚れがなくても、小さな液体の飛び散りなどが付着していることがあります。

棚を取り外したタイミングで、奥から手前へ柔らかい布で拭きましょう。

冷気の吹き出し口などへ水や洗剤を大量にかけないように注意してください。

細かな構造は機種によって異なるため、無理に部品を外さず見える範囲を掃除しましょう。

掃除場所 主な汚れ 掃除方法
棚 液だれ・食べかす 水拭き・可能なら水洗い
チルドケース ドリップ・食品汚れ 取り外して清掃
庫内壁 飛び散り・軽い汚れ 固く絞った布で拭く
レール・隅 細かな食べかす 布などで丁寧に除去

調味料や保存容器も拭いてから戻す

冷蔵庫本体をきれいにしても、容器の底が汚れたままだと棚がすぐに再び汚れてしまいます。

しょうゆ・ドレッシング・ジャムなどの容器は底やキャップ周辺を確認しましょう。

食材を戻す前に容器側の汚れも拭き取ることで、掃除後の状態を長く保ちやすくなります。

開封日が分からない食品なども整理し、収納量を適度に保ちましょう。

野菜室・冷凍室の掃除方法

野菜室には土や野菜くず、冷凍室には食品の袋から落ちた細かなゴミなどがたまりやすい傾向があります。

野菜室と冷凍室で重点的に掃除したいポイントは、次のとおりです。

  • 野菜室ケースの底
  • 野菜室のトレー
  • 冷凍室のケース
  • 引き出しの隅
  • ケースの下
  • 食品の包装や保存袋

引き出しを空にする機会は少ないため、全体掃除のタイミングでケースの下や奥まで確認しましょう。

野菜室の土や野菜くずを取り除く

根菜類や葉物野菜を保存していると、ケースの底へ土や葉が落ちることがあります。

まず大きな野菜くずを取り除いてから、ケース全体を掃除します。

野菜室は「見える野菜をどかしたら終わり」ではなく、ケースの底まで確認しましょう。

取り外して丸洗いできるケースもありますが、機種によって異なるため取扱説明書を確認してください。

野菜は紙袋や専用ケースなどで種類ごとに分けて収納すると、細かな土や野菜くずが野菜室全体へ広がるのを抑えやすくなります。

野菜室ケースを洗う

取り外し可能な野菜室ケースは、中身をすべて取り出してから清掃します。

水洗いできる場合は柔らかいスポンジを使い、角や溝に残った汚れまで落としましょう。

洗ったケースはしっかり水分を拭き取り、乾かしてから戻すことが大切です。

保湿用の特殊な部品など、水洗いできない部分が付いている機種もあるため注意してください。

無理に部品を分解せずメーカーの手順に従いましょう。

冷凍室のケースを掃除する

冷凍室には食品の包装からこぼれた細かなカスや、袋に付着した霜などがたまることがあります。

中身を保冷バッグなどへ移したあと、取り外し可能なケースを掃除します。

冷凍室の掃除は食品を常温へ長時間出さないよう短時間で進めることがポイントです。

霜や氷を硬い道具で無理に削ると庫内を傷つける可能性があるため避けましょう。

冷凍食品を整理して戻す

冷凍室を掃除すると、長期間保存して忘れていた食品が見つかることがあります。

食品の状態や表示を確認し、不要な物を減らしてから戻しましょう。

同じ種類の冷凍食品をまとめて収納すると、出し入れがしやすくなり探す時間も短縮できます。

保存袋に内容や日付を書いておく方法も、食品管理に役立ちます。

ドアポケット・パッキン・外側・冷蔵庫周辺の掃除方法

冷蔵庫掃除では庫内へ目が向きがちですが、ドアや取っ手、パッキン、冷蔵庫周辺にも汚れが蓄積します。

冷蔵庫本体の内外で忘れずに確認したい場所は、次のとおりです。

  • ドアポケット
  • ドアパッキン
  • ドアの取っ手
  • 冷蔵庫の天面
  • 側面
  • 前面グリルや吸気口
  • 冷蔵庫周辺の床

特に取っ手とパッキンは日常的に触れる・汚れる場所なので、庫内の大掃除を待たずにこまめに拭くとよいでしょう。

ドアポケットを掃除する

ドアポケットには調味料や飲み物を収納するため、ボトルの底や液だれで汚れやすくなります。

取り外せる機種では、中身を出してからドア棚を外して掃除します。

調味料を戻す前にボトルの底とキャップ周辺も確認しましょう。

細かな液だれを残さないことで、ベタついた汚れが蓄積するのを防げます。

ドアパッキンの溝を掃除する

パッキンの溝には、食べかすや細かなホコリなどが入り込むことがあります。

柔らかい布などを使って、ゴムを傷つけないよう優しく拭き取りましょう。

パッキンを清潔に保つことは、冷蔵庫のドアをきちんと閉めるためにも重要です。

強く引っ張ったり尖った道具を使用したりするのは避けてください。

変形や亀裂がある場合はメーカーへの相談を検討しましょう。

ドア・取っ手を拭く

冷蔵庫の取っ手は一日に何度も触るため、手垢や油汚れが付着しやすい場所です。

普段の掃除でも柔らかい布などを使ってこまめに拭きましょう。

家族全員が頻繁に触れる取っ手部分は、庫内より短い間隔で掃除してもよい場所です。

操作パネルなどがある場合は、水分が入り込まないよう取扱説明書に従って清掃してください。

冷蔵庫周辺のホコリを掃除する

冷蔵庫の下や周囲には、床のホコリなどがたまっている場合があります。

機種によっては前面グリルや吸い込み口周辺へホコリが付着することもあります。

冷蔵庫周辺の掃除は、省エネや正常な放熱のためにもメーカー指定の方法で定期的に行うとよいでしょう。

冷蔵庫を無理に一人で動かすと転倒や床の傷につながる可能性があるため注意してください。

場所 確認したい汚れ
取っ手 手垢・油汚れ
パッキン 食べかす・黒ずみ
天面 ホコリ
前面グリル ホコリ
周辺の床 ホコリ・ゴミ

冷蔵庫の製氷機・給水タンクを掃除する方法

自動製氷機は水を扱うため、庫内の棚とは別に定期的なお手入れが必要です。

製氷機で主に確認・清掃したい場所は、次のとおりです。

  • 給水タンク
  • 給水タンクのパッキン
  • 浄水フィルター
  • 製氷皿
  • 貯氷ケース
  • 製氷機能を長期間使わないときの水

製氷機はメーカーや機種によって構造が大きく異なるため、必ず自宅の冷蔵庫の取扱説明書に従って掃除してください。

給水タンクを水洗いする

給水タンクは常に水を入れて使用するため、製氷機の中でもこまめに掃除したい場所です。

タンクを冷蔵庫から取り外し、フタなど外せる部品を取扱説明書に従って分解します。

給水タンクは定期的に水道水で洗い、古い水を長期間入れたままにしないようにしましょう。

洗浄後は各部品を正しく取り付けてから冷蔵庫へ戻します。

製氷機の部品は「見た目が同じだから」と他機種の手順で分解しないようにしましょう。給水タンク・フィルター・製氷皿の構造は機種によって異なります。

パッキンや浄水フィルターを確認する

給水タンクのフタにはパッキンや浄水フィルターなどが付いている機種があります。

取り外し可能な部品は、メーカーが指定する方法で優しく水洗いします。

パッキンは取り付け位置や向きを確認して、隙間ができないよう元へ戻すことが重要です。

フィルターの交換時期については使用している冷蔵庫の取扱説明書を確認してください。

洗剤を使用できない部品もあるため注意しましょう。

製氷皿を掃除する

製氷皿には、利用者が取り外して水洗いできるタイプと取り外せないタイプがあります。

取り外し可能な場合でも、無理に力を加えず説明書の手順で外してください。

製氷皿は機種ごとの掃除方法を必ず確認することが大切です。

自動洗浄機能などが搭載された機種では、指定された操作によって清掃する場合もあります。

貯氷ケースを掃除する

氷をためる貯氷ケースも、定期的に中身を空にして清掃しましょう。

取り外せる場合は柔らかいスポンジなどで水洗いし、水分を十分に拭き取ります。

濡れたまま貯氷ケースを戻すと氷が付着することがあるため、乾燥させてから取り付けましょう。

ケース内へ食品などを入れないよう、製氷専用のスペースとして使用してください。

製氷機の場所 掃除の考え方
給水タンク こまめに水洗い
パッキン 取り外せる場合は優しく洗浄
浄水フィルター メーカー指定の方法で清掃
製氷皿 取扱説明書に従う
貯氷ケース 水洗いして十分に乾燥

冷蔵庫の臭い・カビ・頑固な汚れを落とす方法

通常の水拭きだけでは、こびり付いた調味料や臭い、細かな黒ずみが残ることがあります。

冷蔵庫の頑固な汚れや臭いで確認したいポイントは、次のとおりです。

  • 臭いの原因になっている食品を探す
  • こぼれた液体を取り除く
  • 中性洗剤でベタつきを落とす
  • パッキンの溝を確認する
  • 製氷機や給水タンクを確認する
  • 掃除後は庫内を十分に乾かす

香りで臭いを隠すだけでは根本的な解決にならないため、まず原因となる食品や汚れを取り除きましょう。

冷蔵庫が臭うときは食品を確認する

冷蔵庫の嫌な臭いは、古くなった食品や臭いの強い食品が原因になっている場合があります。

まず庫内を整理し、傷んでいる食品や長期間保存されている食品がないか確認しましょう。

冷蔵庫の臭い対策は、消臭剤より先に臭いの発生源を取り除くことが重要です。

キムチや漬物など臭いが強い食品は、密閉できる容器へ入れると庫内へ臭いが広がりにくくなります。

こびり付いた汚れは中性洗剤で落とす

乾燥した調味料や油分を含んだ汚れは、水拭きだけでは落ちにくいことがあります。

使用可能な場合は、薄めた中性台所用洗剤を柔らかい布などへ付けて掃除します。

頑固な汚れでも硬いタワシや研磨材で無理に削らないようにしましょう。

洗剤を使ったあとは水拭きを行い、最後に乾いた布で水分を取り除いてください。

パッキンに黒い汚れがある場合

パッキンの溝に黒い汚れがある場合は、まずホコリや食品汚れがたまっていないか確認します。

柔らかい布などを使い、パッキンを傷つけないよう少しずつ拭き取ります。

冷蔵庫の素材を傷める可能性がある強い洗剤を自己判断で使わないようにしてください。

掃除しても落ちない汚れやパッキン自体の劣化がある場合は、メーカーへ相談する方法があります。

パッキンを強く引っ張ることも避けましょう。

冷蔵庫は食品を保管する家電です。浴室やキッチン用の強力なカビ取り剤・漂白剤などを、メーカー確認なしで庫内へ使用するのは避けましょう。

氷が臭う場合は製氷機も確認する

庫内は臭わないのに氷だけに嫌な臭いがある場合は、給水タンクや製氷機を確認しましょう。

給水タンクの水を長期間交換していなかった場合などは、タンク内部の状態を確認します。

氷の臭いが気になる場合は、給水タンク・フィルター・貯氷ケースまで含めて清掃することが大切です。

製氷機のお手入れ方法は機種差が大きいため、必ず説明書に沿って行ってください。

冷蔵庫掃除の頻度・注意点ときれいに保つコツ

冷蔵庫は汚れた場所をその都度掃除しながら、数か月単位で棚やケースを取り外して掃除すると清潔な状態を維持しやすくなります。

冷蔵庫掃除をラクにするために意識したいポイントは、次のとおりです。

  • 汚れたらその日のうちに拭く
  • 棚・ケース類は定期的に掃除する
  • 給水タンクはこまめに洗う
  • 食品を詰め込みすぎない
  • 食品容器の底を拭いてから戻す
  • 強い洗剤や熱湯を自己判断で使わない

「大掃除の日だけきれいにする」のではなく、小さな汚れを日常的に取り除くほうが掃除時間を短縮できます。

汚れを見つけたらすぐ拭き取る

冷蔵庫は温度が低いため、こぼれた調味料などが時間とともに固くなる場合があります。

大掃除の日まで汚れを放置せず、気づいたときに拭き取る習慣をつけましょう。

毎日の数十秒の拭き掃除が、後の大掛かりな掃除を減らすことにつながります。

特に液体がこぼれた場合は、棚の下まで流れていないか確認してください。

タイミング 掃除する場所の例
汚れたらすぐ 液だれ・ドリップ・食べかす
日常的 取っ手・目立つ汚れ
定期的 棚・ドアポケット・各ケース
こまめに 製氷機の給水タンク
年単位でも確認 冷蔵庫周辺・吸気口など

食品を詰め込みすぎない

庫内に食品が大量に入っていると、奥にある食品や汚れを確認しにくくなります。

また、棚を掃除するたびに多くの食品を移動させる必要があり、掃除自体が面倒になりやすくなります。

冷蔵庫の中身を定期的に整理し、何が入っているか把握できる状態を維持しましょう。

同じ種類の食品をまとめて収納すると、重複購入の防止にも役立ちます。

熱湯や硬い掃除道具を使わない

頑固な汚れを落とそうとして、熱湯や硬いタワシを使用するのは避けたほうがよいでしょう。

プラスチック製の部品が変形したり、表面へ細かな傷が付いたりする可能性があります。

冷蔵庫掃除では「強く削る」のではなく、メーカー指定の方法で優しく落とすことが基本です。

使用禁止の洗剤や道具は機種によって異なるため、説明書も確認してください。

アルコールや漂白剤は自己判断で使わない

冷蔵庫掃除で除菌をしたいと考え、アルコールや漂白剤を使いたくなることがあります。

しかし、メーカーや機種によって使用できる洗剤・薬剤は異なり、部品の変色や劣化につながる場合があります。

アルコールや塩素系漂白剤などは、使用できることを確認してから使うようにしましょう。

迷った場合は水拭きを基本とし、頑固な汚れには使用可能な中性洗剤を検討してください。

冷蔵庫掃除で迷ったときは「水拭きを基本にする」「外せるか分からない部品を無理に外さない」「特殊な洗剤を自己判断で使わない」の3点を意識しましょう。

冷蔵庫掃除はどのくらいの頻度ですればよい?

冷蔵庫全体を毎週大掃除する必要はありませんが、汚れを放置しないことが重要です。

棚・ドア棚・ケースなどは数か月ごとなど、メーカーが示す目安や家庭の汚れ方に合わせて掃除します。

掃除頻度は場所ごとに変えると、必要以上に負担を増やさず清潔に保ちやすくなります。

給水タンクなど水を扱う場所は、一般的な棚よりこまめなお手入れが必要な場合があります。

最終的には使用している冷蔵庫の取扱説明書に記載された頻度を優先してください。

冷蔵庫の電源は切って掃除したほうがよい?

短時間の庫内拭き掃除であれば、必ずしも毎回電源を切るとは限りません。

一方で、電源周辺や冷蔵庫を動かして掃除する場合などは安全上の確認が必要です。

電源を切る必要があるかどうかは、掃除する場所と機種の取扱説明書に従うようにしましょう。

電源プラグを抜く場合は食品の温度管理にも注意してください。

冷蔵庫は場所ごとに掃除して清潔な状態を保とう

冷蔵庫には調味料の液だれや肉・魚のドリップ、野菜くず、手垢など、場所によってさまざまな汚れが蓄積します。

まず食品を整理し、取り外せる棚やケース、庫内、パッキン、製氷機などを場所ごとに順番に掃除することが効率よくきれいにするポイントです。

普段は汚れを見つけたときにすぐ拭き取り、定期的にトレイやケースを取り外して清掃すると、臭いや頑固な汚れを防ぎやすくなります。

部品の取り外し方や使用できる洗剤、製氷機のお手入れ方法は機種によって異なるため、無理に分解せず使用している冷蔵庫の取扱説明書を確認しながら掃除しましょう。

この記事を書いた人

暮らしノート編集部

掃除・洗濯から住まいのトラブル、暮らしの手続きまで、毎日のちいさな「困った」に寄り添う記事をお届けしています。実際に試して「これはよかった」と思えた方法を、できるだけ具体的にご紹介します。

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